Another Daisy

「めおとがくかい」と読みます、嘘です、「あなざーでいじー」と読みます。

大体あなざーさんと略します。全8話で、完結しています。

ハイスペック男性マスターのもと、箱入りお姫さまとして育ったカイトにお婿さんとしてがくぽが迎えられましたよ、と。

がくぽとカイトが初っ端からめおとです。目指せ成田離婚回避☆

話の最初

明け方に夢を見ました。

男性マスターに膝枕したカイトが、隣に座るがくぽの膝に手を置いてにっこりと呼びかけます。

「旦那様」

まあ、およめさん大好きっ子としては食いつくよね、ということで、勢い書かれたお話がこれです。

マスターのハイスペックな事情やら背景やら、カイトの性格やらはすべて夢の設定まんま流用です。

夢はフルカラーフルボイス派です。ついでに最近、五感も痛みも再現可能なため、微妙に危機感です。

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登場人物

神威がくぽ
芸能特化型ロイド/VOCALOIDシリーズ神威。
亭主関白に見せかけて、実は世話焼き体質で尽くし体質だと判明。しかも昼ドラ好き。もう主婦でい以下略。
ちなみにデフォルトで四十八手の知識が入っていたり、旦那様として奥さんを満足させる技には異様に長けている。
いろいろ勘案すると割と不遇な身ですが、性格の悪さですべてカバー。しかし性格悪くなったのも不遇な身の上のせいとか、でも奥さんと愛し愛されの生活なので、今後は丸くなる。可能性もなきにしもあらず。
KAITO
芸能特化型ロイド/VOCALOIDシリーズKAITO。そのまま「カイト」。
「→頭がおかしい」と結論したマスターの元でうたうことだけを研磨してきたので、その他の機能が物凄く疎か。大好きなアイスの蓋も開けられない。
というか、そもそも冷凍庫を開けることすら覚束ないため、旦那様が異様に頼もしく見えるらしい。
旦那様と想いが通じ合ったあと、妙に体が敏感になったことが悩み。マスターに相談したところ、「極めればなにごとも名人だ」とか言われて、相変わらず理解出来ないまま、旦那様をとにかく誘う日々。
マスター
男性、三十代。とある財閥の特別顧問。名前はまだない(わぉ)
「うたうたうもの」を求めてカイトを購入し、「うたうたうこと」だけに特化させまくった。結論的に、自分のロイドから「→頭がおかしい」と公言されるひと。
背景事情はハイスペックの限りだが、話の中では特に言及しない(え)
微妙に臭わせているので、気が付いたら「わぉ、ちゅうに☆」とほくそ笑んでください。
奏(かなで)
男性、二十代前半。がくぽとカイトのマスターの家に代々仕えている、使用人一族のひとり。
現在は「若様」と呼ぶ、がくぽとカイトのマスター専属のハウスキーパーとして、マンションの隣の部屋に住んでいる。
並々ならず若さまを慕い上げる低姿勢かつ万能な家政夫さん。
鏡音リン
芸能特化型ロイド/VOCALOIDシリーズ鏡音。奏のボーカロイドのひとり。
おしゃまかつおませな少女で、周囲から「天女様」呼ばわりされてしまうくらい浮世離れたカイトに憧れている。
相方のレンとの意思疎通がうまくいかず、微妙に苦労している日常です。
鏡音レン
芸能特化型ロイド/シリーズ鏡音。奏のボーカロイドのひとり。
嫉妬心が強過ぎてヤンデレが入ってしまっている少年。マスターである奏と、奏が敬愛する若様以外の男は基本、皆敵。
しかし、いくらヤンデレてもすぐへし折られる、空回り気味な日常です。
深月(みつき)
マスターの弟。兄からは「ミキ」、奏からは「ぼっちゃま」と呼ばれる。
ロイドに激しく偏見と差別意識を持っている人種で、すべてのロイドと敵対関係を築くことを得意とする。
言動は一見、俺様殿様何様だが、ド級のブラコンで世話焼き体質。実は微妙に不憫。
そしてこのたび、「子供にはべたべたに甘い」という特性に付け込まれて、兄からがちゃぽを押しつけられ、現在鋭意子育て中。周囲から退かれまくる溺愛ぶりを披露orz
がちゃぽ
芸能特化型ロイド/チャイルドシリーズ:VOCALOIDリュウト。もしくはがちゃぽ。
初めのマスターによって虐待されていたところをロイド保護官によって保護されたが、精神的な傷が深く、自壊の危険性があった。保護官に相談されたマスターが引き取り、深月を新マスターとして登録される。
深月によってべたべたに甘やかされ、愛されて、少しずつこころの傷を修復中。ちなみに深月のことは、「ぬししゃま」と呼ぶ。