ÉGÉRIE

2014年兄誕企画です。EN ÉGÉRIE-エゲリア-:幸運をもたらす助言を与える、運命のひととか。領主殿に対しての、今回の兄さんをもっとも的確に表すイメージ。

とある国、とある日。

領主さまが開いた嫁探しパーティに、ひとりの愛らしい少年が紛れこんでおりまして、てんてんてん。

たぶんファンタジー。

兄誕直前に人生初抜歯して痛みがひどく、その他諸々重なった挙句にぷっちんキレて勢い書いた、領主殿×しょたこ兄さんの、とにかくヤんZEなお話です。人間というか、社会性動物としてなにかいろいろ大事なものを失った感。そういうお話。人間理性大事。

それ以上言うこともない、キレた欲望が求めるままに勢い書いた、しょたこ兄さんでがっつりえろなだけのお話です。本気で詳細さっぱり不明なんですけど!今になって泣きなんですけどああもう、抜歯直後の私よ鮫々orz

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登場人物

がくぽ
とある地方を治める領主。際立つ美貌とともに、内外から優秀にして有能の呼び声が高いが、唯一の瑕疵が20歳を超えても未だに結婚していないこと(*当地方では、14歳の婚姻可能年齢になれば結婚しているのが普通。少なくとも領主一族は)。
のらくらと結婚話を躱していたら、とうとうぷっちんキレた家宰によって、領内中から老若女を掻き集めたお見合いパーティを開かれた。恥orzとかなんとかから意趣返しを企んでいたら、そこに紛れ込んでいた少年カイトにうっかり本気の一目惚れ←
なんだかんだとあって嗜虐的にも見えますが、おそらく当サイトの殿の中で、もっとも鷹揚でおっとりした性格です。
カイト
がくぽが治める領地の端にある、通称「封じ森」から来た少年。見た目は結婚可能最小年齢の14歳くらいだが、年は明記しない保身続行のしょたっこ。
曰く、嫁探しパーティの日がちょうど誕生日とかで、「どうせだから領主さまのとこの、珍しいごちそうを食べに行こう!」と家族で繰り出して来た。ら、本人が領主さまにぱっくり食べられちゃったよ☆という。なんだ、こう書くと意外と、うまいことオチている気がしてきたな!
木の実から生まれて「おにぃちゃんになる!」ことを目標に成長しているとか、詳細不明のシリーズをさらに正体不明にする、謎存在です。殿にめろめろきゅうんだってことだけはわかっているから、もうそれでいくないかな!orz
ミク
がくぽが治める領地の端にある、通称「封じ森」の管理人一族「封じ森の魔女」のひとり。現在5人いる魔女姉妹の3番目で、十代後半の少女。大体無表情で、句読点のない一気呵成な話し方が特徴。
ちなみに曰く、ある日森の中で出会ったくまさんから強奪した白い貝がらの木の実からカイトが生まれ、「おにぃちゃんになる!」と言うのでおにぃちゃんが欲しかったからおうちに連れ帰って育てたと。
説明能力は皆無に見えて、封じ森にあってはこれが常識で、それ以上説明のしようもないらしいです。