相思相愛な2人に30の質問-ボカロ:恋夢がくカイ編-
配布元:浪漫硝子(みかづき礼樹さま)
1.相手のお名前・容姿・性格を教えて下さい。
がくぽ:名前か?カイトだ。姓は印胤だ。俺の嫁だからな。容姿は、一言で言えば、愛らしい。間違いなく男だが、女で通しても誰もツッコまぬ。髪など短いままで、伸ばさせておらぬのだがな。性格は、とにかくやさしく穏やかだ。だが弱々しいというのとは違うな。芯の強さがあるうえでの、やさしさと穏やかさだ。さて、カイト?
カイト:あ、はい。がくぽさまは、市井におられるときには、神威がくぽの名をお名乗りでした。現在はおうちに戻って跡目を継がれたので、印胤姓を名乗っておられます。容姿は…………………かっこいぃ、です(どきどき)
がくぽ:いきなり発情したな。
カイト:は、発情って言わないでください!!
がくぽ:構わんだろう。かわいがってやるから遠慮するな。
カイト:え、だめです、今…………ふぁ、あっ
グミ:…………………お客人、今しばらく待たれよ。
リリィ:案の定よねぇ。すでに膝抱っこ状態だったもの、やる気満々だわ。
2.相思相愛歴、何年?
がくぽ:嫁に取ると決めてから、今日までか?ひのふの…………
カイト:永遠です。
がくぽ:うん?
カイト:永遠に相思相愛ですから、細かい数字は要りません。
がくぽ:それもそうだな。
3.恋人同士なんですか?
がくぽ:夫婦だ。
カイト:はい。がくぽさまにお嫁入りしました。………男なんですけど。
がくぽ:誰も疑わんな。そなたがあまりに愛らしいゆえ。
カイト:……………ふくざつ…………
グミ:ちなみにおよめさまは、人前にて話すときには、己のことを「カイト」と名前で呼ぶようにしている。
リリィ:「あたし」とかより、名前呼びのほうが心理的に抵抗が少ないし、なんだかねねさまだと、そっちのほうが客人なんかも、すっごい納得してるわよね。
グミ:愛らしいゆえな。
リリィ:違うわよ。いやらしさ倍増だからよ。
グミ:………………お客人がほんにそう考えていたとしたら、あにさまに手討ちにされるぞ。考えたくもない拷問の果てに。
4.お子さんのご予定なんかは…。
がくぽ:欲しいか?
カイト:え、あの、俺、男なので……………
がくぽ:そなたが望むなら、生ませてやるぞ?
カイト:えっと、だから、俺、男で………
がくぽ:試してみるか?
カイト:え?!ぁ、また、ゃうっ
グミ:…………………お客人には、今しばらく待たれよ。
リリィ:にかいめーっと。
5.相思相愛になる前にライバルはいましたか?
がくぽ:メイコを恋敵だと思っていた。
カイト:めーちゃんですか?!
がくぽ:きょうだいだなどと言わなかったではないか、そなた。なにかというとしゃしゃり出てくるわ、そなたも頼みにするわ、妬けたぞ。
カイト:や、妬いてくださってたんですか…………(どきどき)
がくぽ:もう一回行けそうだな。
カイト:ええ?!ちょ、ぁ、っっ
グミ:お客人、茶が冷めそうだな。新しいのを淹れよう。まあ、ゆるりとしていけ。
リリィ:めげちゃだめよ、これくらいで。新当主夫婦はこれが常態なのよ。
6.現在、どちらかに片想いしている人はいますか?
がくぽ:斬られたいか?
カイト:ん、がくぽさま………っちょ、ぁうっ
7.結局のところ、モテるんですか?
がくぽ:斬られたいか?
カイト:あの、がくぽさま…………っ
グミ:あにさまにこの手の話題を振るな!!
リリィ:命知らずだわねー。うふふふふふふふh
8.相手に抱いている想いを言葉にしてみて下さい。
がくぽ:俺のものだ。
カイト:はい、カイトはがくぽさまのものです………(どきどき)
9.相手に抱いている想いを態度で表してみて下さい。
がくぽ:そうか。
カイト:や、待ってくださ、そんな立て続けられたら、ゃあっ
グミ:お客人、茶菓子はどうじゃ。今日の羊羹は格別であろう。
リリィ:リリィ特製よ☆あ、だいじょーぶ。薬はちょっぴりしか盛ってないから☆
10.「相手の為にこんな事をしたことがある…!」という事柄はありますか?
カイト:俺は特に………でも、がくぽさまは俺をお嫁入りさせるために、ほうぼうに頭を下げて回られて………。それだけじゃなく………
がくぽ:覚えておらんな。そう恩を着せるものでもないだろう。俺がやりたくてやっているのだから。
カイト:……………あれだけいろいろしてくださっているのに、俺、ちっともお返し出来ていないんですけど………。
がくぽ:返したいのか?ならば………
カイト:ゃ、あの、あとでっ、あとでに…………んんぅ……っ
グミ:印胤家の庭は見事じゃろう、お客人。まあ、のんびり過ごされよ。
リリィ:あそこの木の下には死体が埋まっててー、あっちの花の下にも死体が埋まっててー、養分たっぷりだから、すっごくきれいなのよ☆
11.では相手の為にどんな事まで出来ますか?命をかける覚悟はありますか?
がくぽ:なにをして欲しい、カイト?そなたが望むなら、なんでも叶えてやるぞ?
カイト:……………とりあえず、休憩ください…………(ぐたっ)
12.相手を怒らせた事はありますか?
がくぽ:……………あるな。
カイト:あります、えと、んくっ
がくぽ:謝るなよ。俺のは理不尽な怒りというものだ。そなたが怒ったのは当然だが、俺の怒りにそなたが謝ることはない。
13.相手を泣かせた事はありますか?
がくぽ:………………あるな………………。
カイト:あ、あのあの、がくぽさまっ。俺へーきです、へーきですから、そんなっ。えっとえとえと、んっ(ちゅちゅちゅっ)
リリィ:へこむおにぃちゃん……………いーもの見たわ…………!!
グミ:瞳を輝かせるな、このうつけ!
14.2週間ぶりに相手に逢う事が出来ました…!最初に何をしますか?
がくぽ:犯す。
カイト:………………ええっと…………
がくぽ:ほかにやりたいことがあるか?
カイト:そもそも俺、二週間もがくぽさまと会わなかったら、泣いて病気になりますけど……………ぐすっ。
がくぽ:…………………さすがにそれは、犯せんな………………。よしよし、想像で泣くな。どこに行くでも、必ずそなたを伴ってやるゆえ。
15.という事で、今まで最高でどのくらい逢えない期間がありましたか?
がくぽ:嫁に取ると決めてからは、日を開けたことはないな。
カイト:はい。俺が始音家に養女入りしてからは、毎日お通いくださいました。
16.その時の心境は…。
がくぽ:そなたを置いて帰るのが、いつでも嫌だった。泊まりこもうかと、何度思ったことか。
カイト:お義母さまは、がくぽさまがお泊りにならないので、いつも不思議そうにしていらっしゃいましたよ。なにもあんな顔で、ご帰宅なさらなくても、と。
グミ:あにさま、そこへ直れ!いくらおよめさま絡みとはいえ、印胤家当主ともあろうものが、他人に顔を読まれてなんとする!!
がくぽ:反省した。
17.相手の手料理で1番美味しいと思うものは?
がくぽ:なんでも美味いぞ。そなた、市井にいたわりに、気まめに料理するものよな。
カイト:里にいたころ、料理もきちんと習いましたから。女の子がすることは、一通りできます。
リリィ:ねずみ小僧って、結構大変ね…………!!
グミ:主にとっては特にそうであろうな、リリィ。
18.相手はいつもどんな香りがしますか?
がくぽ:ん?
カイト:…………………
がくぽ:発情したか。
カイト:だって…………ぁ
グミ:あにさまのにおいと言うと、血のにおいしか思い浮かばぬのだが…………
リリィ:グミちゃーん、そこで真剣に悩まないでー。
19.どっちの方が手が大きい?
カイト:…………がくぽさま……です………んっ
がくぽ:好きだろう?
カイト:はい、だいすき………
20.相手の手は温かい?冷たい?
がくぽ:今は熱いな。
カイト:だって………!
21.では、足はどっちが大きい?
がくぽ:これも俺だな。
カイト:俺のこと、いつもしっかり運んでくださる足です………
がくぽ:そなたは軽いゆえ、大したこともない。いや、少し軽過ぎか?
グミ:そう思うならそろそろ控えよ。精を絞り過ぎなのじゃ。
リリィ:グミちゃん、無理言っちゃだめよ。あ、ほら、お客人、もっとまったりしてもらって構わないわよー。
22.ではでは、髪質は?
がくぽ:市井にいたころは、少々荒れていたな。仕方のないことだが。嫁入りしてからは、手入れを怠らないからな。つやつやだ。
カイト:がくぽさまのお髪も、艶やかでおきれいです。日に透かすと、それは見事な光を放って………いつも見惚れてしまいます。
がくぽ:見惚れていたのか?発情しているのかと思っていた。
カイト:………………道理で、見惚れると、すぐ……………
23.相手は今日の朝、何を食べたか知っていますか?
がくぽ:知らん。先に起きて先に食って出掛けたゆえな。食ったか?
カイト:…………ちゃんと食べました。……………たまには朝、ちゃんと起きて、がくぽさまのお支度を整えて、お見送りして差し上げたいです……………。
がくぽ:俺は、布団の中でぐったりしているそなたを見ながら出掛けるのが、好きだ。
24.相手の寝相は良いですか?
がくぽ:同衾しているが、蹴られたり殴られたりしたことはないな。
カイト:……………気がつくと、抱きしめられたままだったりするんですけど、腕が痺れたりとか、しないものですか?
がくぽ:気がつくときの問題だろう?抱いていないときもある。まあ、必ずどこかしら、触れたままだが。
25.では、寝起きは?
がくぽ:疲れ果てているゆえな。
カイト:もともとはいいですからね!が、頑張って起きても、がくぽさま、すぐ………!
がくぽ:俺を置いて布団から出ようなど、考えが甘い。そなたが布団の中でぐったりしているのが、いちばん良いのだ。
26.「こんなところが可愛いv」というところを教えて下さい。
がくぽ:押し切りに弱いところ。しかも押し切られると頭が混乱するのか、墓穴を掘る癖があるな。そこがもっとも愛らしい。
カイト:墓穴……っ?!
がくぽ:しかも墓穴を掘っていることに気がついておらぬとか、愛らしいの極みだ。
グミ:……………鈍いと言うのでは。
リリィ:そこがねねさまのいいところよ、グミちゃん。
27.「こんなところがカッコイイv」というところを教えて下さい。
がくぽ:芯が通っているところ。押し切りには弱いが、どうでも赦せぬことにまで、節を曲げたりはせぬな。
カイト:がくぽさまは………………なんだかんだ言って、子供への面倒見が、すごくよくていらっしゃるところ。子供たちにもすぐに懐かれるし、素敵な方だなって……………
がくぽ:ああ、子供が欲しいか。生ませてやろうか。
カイト:え、いやだから、俺おと………んっ、ぁうっ
グミ:お客人、茶を飲み過ぎたなら、厠へ行け。なに、まだしばらく掛かるゆえな。それくらいの時間はある。
リリィ:新しいお薬入りのお茶を用意しておくから、楽しみにしてて☆
28.「この人(相手)が恋人になってくれなきゃ死ぬ!」と騒いでいる人がいます。一言何か言ってやって下さい。
がくぽ:一寸だけ考えろ。考えたか?なに、自分で死ぬことなぞないぞ。その愚かにして足らぬ想像の限界を超えた恐怖と苦痛の果てに、殺してやる。
カイト:あ、の、がくぽさ、架空の…仮定の話ですから……っ!!
グミ:だからこの手の話題をあにさまに振るなと言うに!!
リリィ:温度が一気に下がったわねー。息が白いわぁ。
29.相手に普段では言えない言葉をこの場でどうぞ!
カイト:あの、がくぽさま………っ。こ、この場だから、言うことを赦してくださいね?!
がくぽ:ん、改まって、なんだ?
カイト:あの、俺、座敷に首輪で繋がれて、がくぽさまだけがお通いくださる暮らしでも、いいです…………っ!あの、あの、どうしても我慢出来なくなられたら、ですけど………っ。
がくぽ:っっ。
カイト:がくぽさまだったら、俺のこと繋いで飼ってくださっても、構いませんから………!!
グミ:およめさまっ!!いのちをだいじにっっ!!!
リリィ:あー、おにぃちゃんが本気で固まってるー……………。
30.お疲れ様でした!…の意味を込めて、相手にちゅうして下さいv
がくぽ:どこにしてほしい?
カイト:あの、普通に、口…………は、だめだからっ!ほっぺたとか……
がくぽ:では口に。
カイト:んぅっぁ、ふぁあ……っ
グミ:お客人、疲れたか。この程度でへばるようでは、先々、印胤家とは付き合えぬぞ。
リリィ:日常の一端だもんねー、これ。