相思相愛な2人に30の質問-ボカロ:ろりマス家がくカイ編-
配布元:浪漫硝子(みかづき礼樹さま)
1.相手のお名前・容姿・性格を教えて下さい。
カイト:答える前にちょっと。あのね、がくぽ?なんで俺、がくぽの膝の上なの?
がくぽ:なんで、か?俺の甲斐性の見せ所かと思ってな。
カイト:………あともういっこ。がくぽの膝に座った俺の膝に、さらにマスターが座ってるのは、なんで?
ヒメハナ:おもい?カイト、ヒメハナおもい?おりたほうがいい?!
カイト:重くなんかありません!マスターはまだ小さいですし、膝に乗られるくらい、なんてことないです!そうじゃなくて。
がくぽ:いやだから、俺の甲斐性の見せ所だろう?それにおまえが言ったんだ、カイト。たとえ短時間であれ、幼いマスターを一人になどできないと。だったらこうして、同席させておくしかないだろう?
カイト:ないだろうって、がくぽ!だってこれ、『相思相愛の2人に』っていうコーナーだよ?!マスターの情操教育に悪い質問とかあったら、どうするの?!だいたいにしてがくぽは………(くどくどくど以下略)
ヒメハナ:あ、あわあわあわΣ(((>×<)))!ど、どーしようどーし………ぅ、ううん!ここはヒメハナがマスターとして、ガンバらなきゃ!!こういうときのために、ママから『かんぺん』をもらったし………あ、カイトのはんぺんチーズたべたい……じゅるるっ。
カイト:この間だって、がくぽ………(くどくどくどくど以下略)
ヒメハナ:えっとぉ、……あ、ヒメハナ、いっきまーすっ!んと、『おくさまのなまえは、かいと』?…ええっと、……『だんなさまのなまえは、かむいがくぽ』?……『ごくふつーのふたりは、ごくふつーの恋をし、ごくふつーに』………むむむむむぅうう!!ちがぅもぉおおおおんっっっ(((>×<)))ノシ!!!
がくぽ:お?どうした、マスター。喚くなど、珍しい………
カイト:マスター?!どうしたんですか?!大丈夫ですか?!
ヒメハナ:ちがうもん、ちがうもん、ちがうもんっ!ヒメハナのカイトもがくぽも、ちっともふつーじゃないのよっ!カイトはとってもお料理がじょうずで、おやつもすっごくおいしいのっ!コックさんだって、ぱてしえさんだって、カイトには勝てないんだからっ!それでそれで、ヒメハナのこと、すっごく大事に育ててくれる、すっごくゆーしゅーなナニーで、がくぽのことだって、とーっても、とーーーーーっても、愛しちゃってるのよっっ!!ちーーーっとも、ふつーじゃないんだからっ!!
カイト:マスター…………
ヒメハナ:がくぽだってそうよ!つくるおやつは、なんかへんてこりんだし、絵本のよみかたもデタラメだし、考えつくお遊びだってとってもおかしいけど、それっていっぱい知ってることがあって、とっても頭がいいからなのよっ!それで頭がいいだけじゃなくて、とってもつよくって、すっごくやさしくって、カイトのことをいっぱいいーっぱい愛してるんだからっ!!ふたりとも、すっごくすっごくトクベツのスキなのよ!ぜんっぜんっ!ふつーじゃないんだからぁっっ!!((((;×;))))ノシ
がくぽ:ふん。なるほど………こういう『ふつうじゃない』は、なかなかいいものだな、カイト。
カイト:もぉ、がくぽ………っ。マスターも、俺たちのことで、そんなに………(ぎゅうううううっっ)
2.相思相愛歴、何年?
がくぽ:マスターが幼稚部に通うんで、護衛として俺が買われて………マスター、今、いくつだ?
ヒメハナ:えーっ、がくぽ、ヒメハナの年、忘れちゃったの?!
がくぽ:いや、誰かさんみたいに、3から上はいっぱいとかぃいいっ!!カイト!太ももをつねるなっ!
カイト:俺を膝にだっこしている以上、発言には気を付けてよね、がくぽ?
がくぽ:…………ならば、訊くが。俺たちが付き合いだして、何年だ?
カイト:え?……えと……えと。す、す………少なくとも、い………いっぱいじゃ、ない…………っ。
がくぽ:俺がなにか間違えたか、カイト?後でペナルティキスだからな。っぃいいっ!!
カイト:が、がくぽっ!マスターがいるでしょっ!!(ぎりぎりぎり)
ヒメハナ:???ぺなるて、きす???
3.恋人同士なんですか?
カイト:ですっっ!!!///
がくぽ:おお、カイトが勇気を振り絞った。感ど……
ヒメハナ:え?ちがうでしょ?コイビトじゃなくて、ふーふでしょ?みんなそういってるもの。
カイト:?!
がくぽ:『みんな』、か?それはまた、不特定多数だな、マスター。具体的に、誰と誰だ?
ヒメハナ:?だから、『みんな』よ?だってヒメハナ、カイトとがくぽ以外に、カイトとがくぽのこと、コイビトだっていうひと、会ったことないもの。みんな、カイトとがくぽは、ふーふだっていうわ。
カイト:あ…………穴がないなら、掘らせてぇえええっっ!!((((;×;))))ノシ
がくぽ:あーよしよしよし、カイト………泣くななくな…………
4.お子さんのご予定なんかは…。
がくぽ:俺の膝の上に嫁がいて、その嫁の膝の上に
カイト:がくぽっ!マスターのことをそうやって……
ヒメハナ:あ、それもみんないってる………えっとー、えっとー、たしか……『これだから、おとこふーふにムスメなんかできると、デキアイしちゃってめんどーなのよ!』って。ムスメって、ヒメハナでしょ?
がくぽ:みんなというか、あからさまに女性だな。
カイト:貴和(*)?!それとも、リンちゃん?!どっちにしろ、俺のマスターにいらんこと吹き込んで……埋める!!
がくぽ:いや、カイト………そのための穴は、掘りに行かせられないが………
*:「きわ」=ヒメハナ'sママ。世界的知名度を誇る声楽家で、ほとんど家にいない。娘の育成を巡って、ナニーのカイトに叩き伏せられることが多い。
5.相思相愛になる前にライバルはいましたか?
がくぽ:マスター。
カイト:がくぽ、冗談でもそういうことを……
がくぽ:大丈夫だ、カイト。本気だ。
カイト:なお悪いよ!!
ヒメハナ:でもヒメハナは初め、カイトにべったりで、がくぽのこと、ジャマにしてたもの。がくぽはこわいおにーさんだと思ってたから、カイトとふたりっきりにしたら、カイトがいじめられちゃうって思って。
がくぽ:ほらな?まあ、初めの頃、俺とおまえはマスターの育て方を巡って、喧嘩が絶えなかったし………
カイト:あ、そうか……俺がマスターを甘やかし過ぎだとかなんとか……そこは未だに解決してないけど、でもあの頃は、本気のケンカになっちゃってたんだよね………ぅうう、はんせい…………
がくぽ:ちなみにマスター。今の俺は、どうだ?まだ、『こわいおにーさん』か?
ヒメハナ:ぅうん!『ヘンながくぽ』!!(^×^)vvv
6.現在、どちらかに片想いしている人はいますか?
がくぽ:あー………マスターのクラスメイトで親友の、くるみな。アレ、カイト狙いだ。
カイト:なに言ってんの?くるみちゃんは、がくぽ狙いだってば!
ヒメハナ:………えと、くるみちゃんは、カイトとがくぽ、どっちもネラってるんだけど………くるみちゃんのしょーらいの夢は、はーれむのごしゅじんさまだから………………
がくぽ:最近のS学生は、ませているな……………
カイト:最近のって、がくぽ………まるで昔を知ってるみたいな……
7.結局のところ、モテるんですか?
がくぽ:俺はまったく………カイトは老若男女、満遍なく好かれるぞ。モテると言うかどうかは別として。
カイト:まあ、俺はモテるっていうより、『好かれる』だよね。がくぽは『好かれる』んじゃなくて、『モテる』んだけど。
がくぽ:だから、俺はまったく…………
ヒメハナ:?どうちがうの?がくぽってモテるの、モテないの?
カイト:モテますよ。つまり、ええっと……『モテる』=恋人にしたい『好き』のときって、相手にちょっと、いじわるしちゃうこともあるんです。がくぽはそれが理解できなくて、初め、周囲のひとの態度にすっごく戸惑って……。挙句に、自分はとっても嫌われ者の、『醜いカエル』なんだろうって思いこんじゃって……。まだちょっと、理解しきれてなかったり、その後遺症が残ってたりするんです。
8.相手に抱いている想いを言葉にしてみて下さい。
カイト:がくぽは俺の、世界一の王子様で、コイビト!………わかってる?!
がくぽ:最近はな。カイトは俺の救い主だ。醜いカエルにも、躊躇わずにキスをしてくれた。
カイト:わかってない……っ!だから、がくぽは醜いカエルじゃなくて、とってもかっこいい王子様なんだったら!俺の世界一のがくぽを、そうやっていじめないで!
がくぽ:………ははっ!おまえはいつも、俺のために必死になってくれるなあ………
ヒメハナ:ふぅうん………がくぽが………。なんだかオトナって、いろいろあるんだあ……………
9.相手に抱いている想いを態度で表してみて下さい。
がくぽ:表しているぞ?
カイト:………そーだね。すでにマスターも込みで、俺はがくぽの膝の上だね………
ヒメハナ:そろそろ足がしびれないの、がくぽ?
がくぽ:俺の甲斐性を甘く見るなよ、マスター?
10.「相手の為にこんな事をしたことがある…!」という事柄はありますか?
がくぽ:相手のためというか、そもそもカイトが歓ぶのは基本的に、マスターに関連することだからな。そこはまあ、ナニーとして設定されているし、仕方ないが………だから俺はカイトのためになにかをするというより、どうすればマスターが健やかに成長するかに、心を砕くようにしているな。
カイト:うー、なんかまじめ………えと、俺はパスで………
ヒメハナ:え?パス?なんで、カイト?
カイト:(((>×<)))///!!!
がくぽ:………ああまあ、マスターには聞かせられないな……。いつも無理を言って悪いな、カイト?おまえがあまりにかわいいぃいいいいっ!!つねるなつねるなっ!!
ヒメハナ:???
11.では相手の為にどんな事まで出来ますか?命をかける覚悟はありますか?
がくぽ:これなあ………答えるともれなく、膝の上の『嫁』と『娘』から、総がかりで怒られるんだが。
カイト:怒られるようなこと、考えないで!俺はなにかしてもらいたくて、がくぽのことが好きなんじゃないんだからっ!
ヒメハナ:おこられるようなことなの?こわいこと?あぶないことしたらだめよ、がくぽ!
がくぽ:………いい『嫁』と『娘』だろう?まあ、男の決意なんていうのは、胸に秘めて語らずにおくものだしな。
12.相手を怒らせた事はありますか?
カイト:……最初のころは。
がくぽ:そうだな。俺のほうが先にキレて、怒っていた。マスターを甘やかし過ぎだと。もう少し自分の身も顧みなければ、早々に潰れると。
カイト:………最近は、俺ばっかり怒ってるよね。ぅーっ。
がくぽ:怒られるようなことを、俺がするからだろう?おい、こんなところで落ちこむな。落ちこまれると………(ちゅっ)
カイト:!!っがく、ん、んんーーーーーっっ?!
ヒメハナ:ヒメハナは、がくぽのほうがヒメハナのこと、甘やかしてるとおもうの。たまに、ヒメハナが赤ちゃんに見えてるのかもって。カイトのほうがずっと、ヒメハナを『レディ』としてあつかってくれるわ。
カイト:っん、んん………っ!!ちょ、がくぽっ!!マスターがいるのに、どうしてすぐにそうやってっ(くどくどくどくどくど以下略)
ヒメハナ:ちなみに、ヒメハナはなんにも見てないわよ?がくぽに目をふさがれてるもの(^×^)vvv
13.相手を泣かせた事はありますか?
がくぽ:答えにくいことを、ずばずば聞くな………っ!
カイト:それがこういうとこだってば。あ、ちなみに俺は一度だけ、がくぽを泣かせたことがあるけど…………詳しいことは、ナイショで。
ヒメハナ:えっ、えっ、えっ?!カイト、がくぽのこと泣かせたの?!がくぽがカイトを泣かせたんじゃなくて?!
カイト:えっと、はい。あ、でも、いじめたんじゃないですよ、マスター!俺ががくぽのことをからかってるんじゃなくて、ほんとにほんとに好きなんだってようやくわかって、両想いになったときに。つまり、うれし涙ですから///
ヒメハナ:そっかあー!よかったぁ!よかったわね、がくぽ!あら、がくぽ?
がくぽ:……………内緒と言った、その舌の根も乾かんうちに、全部けろっと吐いているぞ、カイト………ちょっと、泣いてもいいか…………?
14.2週間ぶりに相手に逢う事が出来ました…!最初に何をしますか?
カイト:3からうえはいっぱい。
がくぽ:急にどうした。
ヒメハナ:カイト、2しゅーかん、わからないの?カレンダーの………
カイト:3からうえはいっぱい。いっぱい。かぞえらんない。わかんない。理解できません!!
ヒメハナ:カイト?!
がくぽ:ああ、わかった、マスター………要するにカイトは、『2週間ぶりに逢えた』=『2週間(14日間)も離れていた』というところがもう、考えたくないらしい。
カイト:かぞえらんないくらいいっぱい、俺とがくぽが離れてるなんて、ありえないっっ!!
がくぽ:よしよし………
15.という事で、今まで最高でどのくらい逢えない期間がありましたか?
がくぽ:この状態で、その質問を重ねるな。
カイト:がくぽぉお………っ(ぎゅううううううっっっ)!!
がくぽ:よしよし、おまえを置いてはどこにも行かないから………マスターを潰すな。俺にしがみつくのはともかく、完璧にサンドしてるぞ?
ヒメハナ:んきゅーーーーーー(((>×<)))ノシっっ
16.その時の心境は…。
がくぽ:だから重ねるな。
カイト:がくぽ、がくぽもぎゅうして………っ((((;×;))))
がくぽ:ん?まだ足らないか。仕様がないな、ならば………(ぅちゅーーーーーーーーーっっ)
カイト:ん、んん………っぁ、ふぁ………っ!
ヒメハナ:んきゅーーーー(((>×<)))…………………
17.相手の手料理で1番美味しいと思うものは?
がくぽ:甘いもの以外すべて。
ヒメハナ:ひょんなほほないひゃっ!かいひょは、あみゃいもにょも、ちょっれもおいひーにょよっっ!!
がくぽ:マスター、口の中のものを飲みこんでから話せ。いつもカイトに言われ………カイト。いい加減立ち直れ。マスターもほら、おまえが作った詫びのスイーツで、ゴキゲン花丸状態なんだし。
カイト:(ちーーーーーーーーーんっっ)↓↓↓
ヒメハナ:ん?(ごっくん)カイト?カイト、なんでおちこんでるの?!マドレーヌ、ちゃんとおいしくできてるわよ?!
がくぽ:………潰された本人が、この状態だぞ?いつまでも落ち込むな。
18.相手はいつもどんな香りがしますか?
カイト:あったかいにおい///
ヒメハナ:あったかい?
カイト:お日さまのにおいです。
ヒメハナ:そうなの?(くんくんくん)………いいにおいだと思うけど、お日さま??
カイト:はい。俺のお日さまですから///
ヒメハナ:ふぅん?よくわからないけど、カイトがしあわせならいいわ。がくぽ、がくぽは?
がくぽ:『い』で始まって、『い』で終わるにおいだな。
ヒメハナ:い………い?
がくぽ:『や』で始まってもいいぞ?
カイト:???(自分くんくんくん)
がくぽ:嗅ぐとどうしても、その気になるからな。たとえ膝に乗せても、あまり嗅がないようにしている。
カイト:あっ!って、がくぽっっ!!
がくぽ:っぃいいっ!それ以外に言いようもないんだ、つねるなっ!!ちゃんとぼかしたろうがっ!!
ヒメハナ:い………い?や…………????
19.どっちの方が手が大きい?
カイト:がくぽですっ!(ぷんぷん)
がくぽ:言っておくが、大きいだけが取り柄じゃないぞ?こうやってマスターも同席しているところで、カイトが怒っていても………
ヒメハナ:んきゃっ?!きゃーーーーっ、なになになにっ?!がくぽ、ヒメハナの頭ぐしゃぐしゃしないでーーーっっ!!
カイト:ゃ、がくぽ………っっ!ん、め、ぁ………っっ!!
がくぽ:こんなふうに、マスターの目隠しとカイトの抱えこみを同時にこなせる、器用極まりない手だ。
カイト:い、威張らない、で………っ(くったん)
20.相手の手は温かい?冷たい?
カイト:ロイドだから………
がくぽ:熱いときは危険だ。が、まあ、ごく観念的に言うと、『あたたかい』な。
カイト:かんねんてき?え、冷たいでしょ?
がくぽ:あたたかいぞ。俺はおまえの手に触れられるのが、好きだ。
カイト:???
21.では、足はどっちが大きい?
カイト:これもがくぽだよね。………まあ、今は俺とマスターを膝に乗せちゃってるから、比べようもないんだけど。
がくぽ:ちなみにこのまま、立って二人を運ぶこともできる。俺の甲斐性を下支えする、大事な足だ。
ヒメハナ:がくぽすごいっ!!
カイト:がくぽ………大事な足なんだから、大事にして。二人運んだら、さすがに負荷がおっきいでしょ。
がくぽ:いや、おまえにつねられるよりは…………ぃいいいいっ!!悪かった!悪かったが、大事な足だと心配するなら、太ももをつねるなっ!
カイト:あ。
22.ではでは、髪質は?
がくぽ:さらさらつやつやだ。
カイト:うん、長いけど、指に絡まないですっと下まで通るよ。
がくぽ:こまめに毛先の手入れもしているしな。
カイト:シャンプーとかコンディショナーにも気を遣ってるし、乾かし方とかでも差が出るって言うから。
がくぽ:おかげで俺が多少、掻き混ぜたところで、すぐに綺麗ないい女に戻る。
カイト:苦労したよねえ。マスターって初めのころ、くすぐったいって言って、髪の毛切ってる間、なかなかじっとしてられなかったし。
ヒメハナ:え?え???ヒメハナ?え、がくぽとカイトのことじゃないのっ?!
がくぽ:ん?
カイト:あ。
がくぽ:………ああ。うっかりしたな………
ヒメハナ:カイト………がくぽ……………
23.相手は今日の朝、何を食べたか知っていますか?
がくぽ:知ってるもなにも、いっしょに暮らしているんだぞ?俺は大体三食、カイトの作ったものを、カイトとマスターと食べている。
カイト:うん。今日は和食の日だった。煮干し出汁の茄子のお味噌汁に、雑穀米ごはんでしょ。アジの干物の大根おろし添えに、ひじきと大豆の煮ものと、干瓢昆布。あと、残り物野菜の浅漬けと、海苔。
がくぽ:俺は食いやすくていいが………マスター。文句も言わずに食べていたが、平気なのか?
ヒメハナ:うん!カイトが作ってくれたら、なんでもおいしくヘンシンしちゃうもの!ヒメハナ、きらいなものがあっても、カイトが作ってくれたら、なんでもたべられるようになるの!
カイト:マスター………!(じーんっ)
がくぽ:………俺も見習って、甘いもの嫌いを克服するべきなのか……?いやしかし、カイトが作ったものでもやはり、甘いものは…………愛情?愛情の差か?!まさか俺のカイトへの愛が、マスターに負けると…………っっ(ぐるぐるぐるぐるぐる)
24.相手の寝相は良いですか?
がくぽ:どうだ、マスター?
ヒメハナ:どうしてヒメハナにきくの?
がくぽ:どうしてって、寝方だ。夜はいつも、俺とカイトでマスターを挟んだ、『川』の字で寝ているだろう?間にマスターがいるからな。カイトの寝相の正確なところは、マスターのほうが詳しいはずだ。
ヒメハナ:そうなの、カイト?でもヒメハナも、夜はぐっすりねちゃってるし………
カイト:えっと………がくぽ、マスターで遊ばないのっ!俺たちはロイドだから、正確には『寝相』がありません。一応『睡眠』って言ってますけど、人間のとは、ちょっと違うんです。
がくぽ:だからまあ、人間に直すと、『とても良い』になるはずだな。
カイト:がくぽは悪いよ。
がくぽ:は?
カイト:……………だって、夜中にときどき…………マスターの体超えて、俺の体に、がくぽの手が………
がくぽ:それは『悪い』レベルなのか?
カイト:わるいもん………っ!そのあと俺、…………ねむれなくなっちゃうもん………………///
がくぽ:ああ、それは………………確かに、悪いな……………。済まんな、躾のなっていない手で。
ヒメハナ:???
25.では、寝起きは?
カイト:ぅっ!!
がくぽ:……………悪いな、カイトは。な、マスター?
ヒメハナ:うん、ワルイわ!がくぽは、とってもいいけど………カイトは毎朝、がくぽがキスしないと、ぜったいにちゃんと起きられないもの!いつまでもネボケてて、タイヘンなの!
がくぽ:そうだなー。大変だなあ。
ヒメハナ:そうよ、だからがくぽが来るまでは、ヒメハナは朝がいっちばんこわかったの!でもがくぽが来て、がくぽがカイトに朝のキスするようになってからは、ヒメハナ、朝もぜんぜんこわくないわ!
がくぽ:なるほどー。マスターも苦労しているなあ。こんなに小さいのになあ。
ヒメハナ:?べつに、クロウなんかしてないわよ?ちょっとこわかっただけよ。カイトがケガしそうで。
がくぽ:マスターはいい女だな!そのまま育てよ!しかしまあ、だとすると、朝のおはようのキスは止められないな、マスター?
ヒメハナ:やめてもらったら困るわ、がくぽ!カイトがまた、ねぼっけーにもどっちゃう!朝のおはようのキスは、ぜったいにしなくちゃだめよ!
がくぽ:………だ、そうだぞ、カイト?
カイト:が、がくぽ…………っぅううっ!!
26.「こんなところが可愛いv」というところを教えて下さい。
がくぽ:んー。要するに心配性なんだ、カイトは。すぐにがみがみ言うのも、結局は俺のことを心配してのことだしな。で、心配のあまりに一時的に昂ってがみがみ言った後に、言い過ぎた、嫌われると落ち込んでいるところが、これ以上なくかわいい。これくらいで嫌いになどならないのに無闇と不安になったり、こうまで細かく心配されるなど、カイトは俺のことを盲目的に溺愛しているなと、実感する。
カイト:が、がくぽは………っ。……………おままごととか、お姫様ごっことか、………女の子の遊びでも、気がつくとマスターより真剣になって、遊んでることが、ある……………
がくぽ:かわいいだろう!
カイト:胸張らないで…………もう。
27.「こんなところがカッコイイv」というところを教えて下さい。
がくぽ:マスターの育児法に関して、実の両親にすら譲らないで筋を通すところだな。出会った当初は頑固で困ったやつだと思ったし、今でもたまに頭を抱えることがあるが、――こうして実際に大きくなっていくマスターを見ると、間違ったことはしていないと思う。
カイト:がくぽ………
がくぽ:だとしても、俺も譲らんがな。おまえはマスターを優先し過ぎて、自分を顧みないことが多い。幼いが、多少はマスターにも融通させろ。おまえは人間じゃない。ロイドだ。人間のナニーと同じようにやっていたら、早晩壊れる。マスターのほうが人間な分、幼くとも余程、融通が利くんだ。
カイト:……結局、ここに関しては出会った当初からずっと、意見が平行線なんだよね。がくぽもいい加減しつこくて、曲がらなくて……………きちんと筋を通して、かっこいい。でも、譲らないけど。
がくぽ:譲れ。
カイト:がくぽもね。ぁは。
がくぽ:ふ………っ。
28.「この人(相手)が恋人になってくれなきゃ死ぬ!」と騒いでいる人がいます。一言何か言ってやって下さい。
カイト:死んだらだめじゃないかな?ちょっと短絡的だと思う。
がくぽ:まあな。死んで思い切れるくらいなら、他の相手でもいいんじゃないか?
カイト:だよ。生きて粘って口説き落としたから、俺は今、がくぽのコイビトなんだし。そういう努力を放棄してる時点で、結構どうでもいい想いじゃない?
がくぽ:ははっ!!俺の前には、これが立ち塞がっているからな。突破できる胆力がない限り、永遠に想いは叶わないぞ!
ヒメハナ:がくぽの前には、カイト………。じゃあ、がくぽ。カイトの前には、だれがいるの?
がくぽ:誰もいない。が、それでいい。俺が後ろで支えている限り、カイトは他の奴の誘惑には、見向きもしないからな。
29.相手に普段では言えない言葉をこの場でどうぞ!
がくぽ:マスター。
ヒメハナ:はーいっ!<(>×<)>(おみみぎゅーーーーーーっ)
カイト:ちょっと、がくぽ……?!なに言うつも
がくぽ:愛している、カイト。
カイト:?!
がくぽ:おまえが俺の救い主で、俺の命だ。マスターとおまえのどちらかを選ぶ日が来たら、俺はおまえを選ぶ。
カイト:ちょ……っ?!な、なに言って………!!
がくぽ:よし、マスター!いいぞ!!
ヒメハナ:<(>×<)>(おみみぎゅーーーーーーーーーーーーっっっ)
がくぽ:聞こえてないな……。ま・す・た・あっ!耳っ!みみっ、いいぞっ!!手!!
カイト:が、がくぽ………っ!
ヒメハナ:え、がくぽ?あ、みみ?!いいの?おわったのね?じゃあ。
がくぽ:よしよし………マスターは本当にいい女だな。そのまま育てよ!
ヒメハナ:もちろんよ!カイトとがくぽが育ててくれてるんだもの、ヒメハナはせかいでいっちばん、いいオンナになるわ!
カイト:が…………がくぽ…………………
30.お疲れ様でした!…の意味を込めて、相手にちゅうして下さいv
カイト:えと………っ(ほっぺたちゅっ!)はいっ、終わりっ!///
がくぽ:あー………俺の甲斐性も、まだまだだったな。
カイト:がくぽ?
がくぽ:さすがに、足が痺れた。動けん。
カイト:!!っだから、無理するなって………ごめんなさい、マスター!降りて………
ヒメハナ:うんっ!!(ぴょんこ)あ、ヒメハナ、しっぷ持ってくる!カイトはがくぽの足、みてあげて!
カイト:場所わかりますか?!
ヒメハナ:おぼえてるー!!(→退場)
カイト:もぉっ、がくぽは………最後の最後でっ。甲斐性なんて十分なんだし、そんなに意地に……痺れてるだけ?痛いところない?ちゃんと痛み感じる?
がくぽ:ああ、いや、カイト………おまえがちょっと、俺の口にキスしてくれたら、すぐに治る。おまえのキスは、癒しのキスだからな。
カイト:がくぽ!俺はほんとに心配してるんだから、そうやって………
がくぽ:試しにやってみろ。ほら。
カイト:もぉ………っ。ちょっとだけだからね?!治らなかったら、すぐに………
がくぽ:わかった、わかったから。早くしないと、マスターが戻ってくる。
カイト:ん………ちゅ、んん………っふ、ぁ…………
がくぽ:ふ………っ
カイト:がくぽ………?
がくぽ:………ああ……大分、引いてきた………から、もう少し……
カイト:ちゅ……………んっ、ぁ、ふぁ、ん………っ!