不親切な親切設計-またたび編-/ボカロ編第2回
方向音痴にもっとも言ってはいけない提案、いわば親切な不親切→急がば回れ。
うん。永久に辿りつけなくなるよ?
★そのいち:わんこの疑惑と確信★
▼試しに言ってみた。
がくぽ「おい、嫁。茶」
カイト「もーっ、がくぽっ!単語だけでひとのこと使わないでって、いっつも言ってるでしょ?!はいっ、お茶っ!!」
▼がくぽの疑惑は確信に変わった。カイトは『嫁のよう』ではなく、『嫁そのもの』だ。
*註:そもそもは『そういう』仲ではない→しかしかかし、なんかこう!なんかこう、違和感的な!!→違うのかそうなのか、それが問題ならば!→呼びかけてみよう、『嫁』→ふっつーに返事された………orz
★そのに:にゃんこの疑惑と確信★
▼嫁エプロン装着のうえ、お出迎えてみた。
カイト「だんなさまぁ、おかえりなさぁいvvv」
がくぽ「どうした、カイト?今日はまた、一段と甘えた声を出したりして………困った嫁だな。旦那様に、なにをおねだりしようとしている?かわいい嫁のおねだりだからな、なんでも叶えてやるぞ、カイト?」
▼カイトは自分が、がくぽに嫁認定されていると確信した。
とりあえず、いっしょにお風呂に入り→お夕飯をあーんvvvで食べさせっこして→同じお布団でだっこだっこでねんね→ついでにいつもよりもっと、とっろんとっろんににゃんにゃーんvvv
………を、おねだりました。うん、兄さんの中でなにが疑惑だったのかな………とおいめ→
★そのさん:ありそうな(ところがいやんorz過ぎる)日常-1日目★
▼ノックもせずに部屋に押し入ってみた。
カイト「わっ、もうっ、がくぽっ!ノックか、せめても声だけでもかけてよっ!俺いま、着替え中だしっっ///」
がくぽ「か、かい、と………?!そ、その、ぶ………ぶぶ、ぶらじゃー………は、………いったい……………っ?!」
兄さんが着替え中のどの段階で、そしておぶらをどうしていたのかは、貴女の想像次第☆
ええ、世界的に有名な某ビーグル犬も言っていました。「せめても考えるくらいは、自由でなくちゃね………」と。
★そのよん:ありそうな(ところがいやんorz過ぎる)日常-2日目★
▼ノックもせずに部屋に押し入ってみた。
がくぽ「これ、カイト……いくら俺たちの仲とはいえ、ノックぐらいせぬか。俺は着替え中だぞ?」
カイト「えっと、あ………ぅん。その、がくぽ………ぁの、いつもながら、反応の素早い、たくましいご子息だね……?ええとその、たくましいっていうか、やんちゃっていうか、ワンパクっていうか、疲れ知らずな暴れん棒、もとい暴れん坊っていうか、なんていうか……!つまり、つまりね、がくぽ!がくぽのご子息って、大人しくしてることとか、うなだれてることって、ないの?!もしかしてがくぽ、ボっk」
▼以下、諸般事情により中断。
兄さん見ると、即臨戦態勢な殿ご子息。ましてや着替え中なので丸見え。臨戦態勢?殿ご子息??丸見え………???
………まあ、まさかここでこう、クエスチョン飛ばす方はそもそも、ここまでご覧になっていないでしょう。そうですよね、同志?
★そのご:お嬢と中吊り豆知識★
ルカ「ぉほほほほっ、知っていて、ミクさんっ?!『ねぎま』の『ま』は、『まぐろ』の『ま』ですのよっ!『ねぎま』は元々は、ねぎとまぐろのお料理のことを言いましたの!ぅふふっ、ねぎとまぐろの好相性ぶりは、いにしえから万人の広く認めるところだったのですわ!!」
ミク「ああうん、そうだねえ………。でもさ、ルカちゃん?今、『ねぎま』って言ったら、完ッ璧ほぼ、ヤキトリのことだよね?ネギマグロじゃなくて、ネギ鶏。乗り換えられちゃったんだねえ、ルカちゃん………」
▼ルカさんに号泣されたので、ミクさんはお寿司屋さんでネギトロ奢って上げました。
*註:ミクさんはルカさん大好きです。しかしつつくと面白いのでつい、てんてんてん。
ネタ元は電車の、中吊り広告というか、電子広告のマメ知識からです。通勤中に見てですね、ああこれは、お嬢がいかにも得意げに主張しそうだわー→んで主張されるとうちミクさんだと以下嫁ネタ↑↑↑
★そのろく:断崖絶壁のトップアイドル★
▼お酒には女性ホルモンの分泌を活発化させ、乳腺の発達を促進する作用があるそうです。
ミク「つまりこの中に詰まっているのは、愛でも夢でも希望でも、ましてや乳やら脂肪やらシリコンなんかでもなく、酒……………ッッ!!」
メイコ「………ミク?ミク………あんた、ひとのドコを見て、ナニを言ってるのかしら………?」
メイコさん=巨乳=酒好き→ミクさんエウレーーーカΣΣ(゜Д゜)
実のとこ、テレビの番宣ちらっと見ただけで本放送観てないので、詳細が不明なんですが。
*未成年の飲酒は法律で禁止されています。ミクさん17歳。転落の瀬戸際。
★そのなな:悩殺にゃんこ★
カイト「が・く・ぽっ!あの、あのね?俺のぱんつの中身とぶらじゃーの中身なら、どっちの方が見たい?ぇへへっvvv///」
がくぽ「ぶ………っ、………ぶぶ、ぶ………っ、ぶーらじゃー……………っっ?!」
衝撃で棒線の位置がおかしい殿。衝撃?どれに?概ねすべてに←
結局選べなかったので、どっちもと答えました。もー、優柔不断なオトコはモテないよー、がくぽー?とか言いつつ、両方見せてくれた兄さんですまる以上終わり。
★そのはち:わんこの跳躍、もとい超訳★
カイト「あー、寒っ!うちに帰ったら、ホットミルク飲みたいねー、がくぽ!」
がくぽ「外で大胆だな、カイト………///」
▼少なくとも会話に於いて重要なことは、曲解力と下心ではない。
当サイトお馴染み、冬のお約束ホットミルクネタです。
お馴染みなの?そしてお約束なの??ていうか、ホットミルクネタってナニ???
まあ、おそらくここでこう、クエスチョン飛ばす方は、わざわざここまでご覧になっていないでしょう。そうですよね、同志?
★そのきゅう:わんこと危険なしっぽ★
がくぽ「カイト!いったい俺と俺のムスコと、どちらの方が好きなんだ?!」
カイト「えと、え?え、どっち………って、どっちもがくぽ………………じゃないの、もしかして?!」
▼混乱が拡大した。
わんこは自分しっぽを『自分』だと思っていない。と、思う。
にゃんこは、自分しっぽ=『自分』だとわかっていると思います。毛づくろいのときにちゃんと、しっぽの先まできれいに丁寧に、なめなめてちこてちこしてますし。
え?なんの話?そういう話なの?!←
★そのとお:わんこの武者修行★
▼精いっぱいの勇気を振り絞って訊いてみた。
がくぽ「カイト!俺とアイスと…………俺と、あい……………そのっ!つま、つまり………俺とアイ………………アイス………と、どっちがす………っ………すっ…………すき…………っっ……………………す、スキー、が………上手い、だろう……………な……………」
▼訊けなかった。
「俺とアイスと、どっちが好き?」→類:アタシと仕事と、どっちが大事なのよ?!
質問の禁断さ加減において、比重はほぼ同じですね。ええ、同じです。禁断です。いくらおばかっぷるであっても、訊いていいこととそうでないことというのは、あります真顔。