VARCORACI
お試し読み@ばるくさん
ダー:これは、齢一万億年の美貌の吸血鬼と一人の人間が時を超え、時代のうねりに翻弄されながらも真実の愛を模索し、その激しく燃え盛る想いによって世界の変革を成し遂げていくという、壮大な歴史大河小説ある。
仁:てめえには、1ミリでも真実を言うと死ぬっつう特技でもあんのか?
ダー:少なくとも、3ミリは真実を言ったある。あと吾はもともと生きてないあるから、死ぬこともないあるね。
仁:胸を張るな!知らねえなら教えてやるが、誇大広告は訴えられんだぞ!!
ダー:知っているある!『その広告、どうじゃ』……
仁:皆まで言うな。
ダー:着々と日本文化を吸収している吾は、実に優秀ある!
仁:吸収出来てねえよ!つうか、いいからほんとうのことを吐け。
ダー:ほんとうのこと?はっ!!おまえは心底救いようのない、地獄すら受け取り拒否の大馬鹿者あるね!Varcoraciが口にすることにほんのわずかでも真実が含まれることがあると期待するなんて、愚の骨頂ある!もう天辺を極めた真の愚者あるから、その地位に安穏としていいあるよ。
仁:よし死ね!!
ダー:心配するなある。おまえのそういうばかなところも含めて全部愛しているある。吾は心の広いVarcoraciある。
仁:いつも言ってるが、てめえが俺に抱いてんのは愛情じゃなくて食欲だ!いいから殴らせろ!!ボコボコにへこませろ!!
ダー:そういうプレイが好みあるか?別に吾は乱暴なのも嫌いじゃないあるが…………まあ、最後におまえが吾の中にちn
仁:語るな、それ以上。てめえには公序良俗って言葉が存在しねえのか?!
ダー:真実愚かしいある!!闇の眷属たるVarcoraciに公序良俗を問うとは、おまえはばかの神ある!!
仁:よし………
(以下、エンドレス)