小さな夜をゆくための奇貨寓話集

これはたとえば、みえなくなった朝をつむぐため、小さな夜をつないでつづけゆく、ほんのちょっとしたお伽噺。

要約して「小さな夜をゆくための奇貨寓話集」とか。

音の関係で「寓話」にしましたが、中身は「童話」です。教訓はない。愛はある(*○ω○)キリリ

ちなみに今回のシリーズコンセプトですが、「ていねいに大切に書く」。

ええ、「こういうがくカイが読みたい!ので書く!」ではなく、ただていねいに大切に、1話1話、書きたかった。

ていねいに大切に書くことを志した結果、殿と兄さんたまにマスターの、なんということもない日常を切り取ったお話になりました。

ゆるっとふわっと重ねられる日々のちいさなお話たちを、どうぞお楽しみいただけますように。

これはたとえ朝がみえなくなっても、小さな夜をつないでつづけゆくためにつむぐ、ほんのちょっとしたお伽噺。

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登場人物

神威がくぽ
芸能特化型ロイド/VOCALOIDシリーズ神威、もしくは神威がくぽ。弾丸のようにしゃべり機関銃のように言葉が止まらず、ひとの話はほとんどまったく聞かないの三段オチ。
繊細傾向の神威シリーズとしては打たれ強く、包容力と安定感が並ではない。が、そっち方面はうぶかったらしい。そっち?そっちってどっち方面?
そのうぶさがかわいいと、姉さん女房ならぬ兄さん女房に押しきられ云々。ねえ、そっちってどっt以下略。
出会った当初から「カイトにとってまたと得難き最上の座り心地の椅子」、「カイト専属の椅子」を自称。まず「専属の椅子」であって、次点で同居人、ないし恋人。たぶん包容力が暴走→愛が深過ぎる。
KAITO
芸能特化型ロイド/VOCALOIDシリーズKAITO。そのまま「カイト」。芸術の多ジャンルで天与的な才能を発揮。たびたび殿を引かせる。マスターはときどき。だいじょうぶ、ふたりとも兄さんのことが大好きです。
諸事の結果、今のマスターにもらわれた。KAITOシリーズとしては思慮深い傾向にあったり、周囲の様子を「見る」のも、その諸事の結果。
でもだいじょうぶ、落ちこむこともあるけれど、今は元気です。初めは振り回された殿の奇抜な言動も、すべて「かわいい」でまとめて押し包むくらいには、とても元気です。
マスター
がくぽ、カイトのマスター。性格はとても穏和で柔軟。他、性別・年齢すべて【NO/DATE】。え?
「設定詰めてないだけ」の他シリーズとは違い、今作は意識して「どうとも取れる」ように書いています。
あくまでも【NO/DATE】=「どうとも取れる」で、モブとも違います。気むずかしやさんか!いえ、性格は穏和で柔軟n以下略。