不親切な親切設計/ボカロ編第1回
鉄は熱いうちに勢い任せで打つもんだ!
狙い定めないと、ちゃんと成形できないけどねー?
★そのいち:にゃんこの嫁取り★
▼思いついたので言ってみた。
カイト「がくぽ!俺のおヨメさんになって?!」
がくぽ「いいぞ。三食おやつに、おまえの膝枕での昼寝付きなら」
わーい、プロポーズ成功☆………成功?わ、わぁーい?え?ヨメ……………あれ………???
★そのに:わんこのおつかい★
カイト「がくぽー、帰りに牛乳買ってきてね!」
▼特濃ジャージー牛乳1L1,288円(税抜)を買ってきた。
「ダンナにおつかい頼んだら、あり得ねえもんを買ってきたorz」
→情報が不足しているからです。この程度の情報では、奥さんと同じ買い物は出来ないのが、オトコ脳。
★そのさん:にゃんこのおつかい-いっぽんめ★
がくぽ「カイト!帰りに牛乳を買ってきてくれないか!」
▼ミルクアイス(10本入り/箱)を買ってきた。
「ダンナにおつかい頼んだら、」………………?
★そのよん:にゃんこのおつかい-にほんめ★
がくぽ「カイト!帰りに牛乳と卵を買ってきてくれないか!」
▼バニラアイス1Lパックを買ってきた。
「ダンナに」………………。
兄さん曰く、「だってバニラアイスって、牛乳もたまごも入ってるよ?<(゜ω゜)>っつ」
★そのご:わんこの挑戦-1回戦★
▼勇気を振り絞って言ってみた。
がくぽ「カイト!そのアイス、ひとく…………………ひと、………………ひ、…………………とくち、……かじって、…………いるところを、写真に撮らせてくれない、か………………」
▼言えなかった。
兄さんに「そのアイス、ひとくちちょーだい♪」と言うことの難易度。温厚でおっとりぽややんで、ついでにらぶらぶあっちっちーな迷惑おばかっぷるだとしても。
★そのろく:わんこの挑戦-2回戦★
▼思い切って言ってみた。
がくぽ「カイト!乳を揉ませてくれ!!」
カイト「…………………………………………べ、つに……いー、けど。………がくぽって、ちょっと変わった趣味、だね………?」
*註:このふたりはまだ、恋人同士ではない。
しかしこのあと兄さんは、にゃんこらしくにゃんにゃんにゃんにゃん啼かされてしまい、ちちだけでなく以下略。結果として、恋人同士以下略←
★そのなな:わんこの挑戦-3回戦★
▼一か八かで言ってみた。
がくぽ「カイト!○○○→を揉ませてくれ!!」
カイト「っの…………って、が、がくぽのばかっ!ばーかばーかばーかっ!!ちょーし乗るなよ?!そ、そんなん別にっ、し、したいなら、いーけどっ!で、でもしたら、責任取って俺のこと、ヨメにしろよ?!」
つんでれふう。かわゆす兄さん真顔。
ちなみにナニを揉ませてくれと強請られ、ナニを揉んでもいいと言い、結果責任取ってヨメに貰えと要求したのか、すべてはあなたの想像任せ☆
★そのはち:にゃんこの挑戦★
▼目いっぱいかわいこぶって、しなをつくっておねだりしてみた。
カイト「がくぽ!そのナス、ひとくちちょーだい?」
がくぽ「上と下と、どちらからだ?」
なにが?!
………………ここでそう訊くようなら、純粋無垢さ加減が知れようというものです。そうでしょう?
★そのきゅう:にゃんこの主張-ひとことめ★
カイト「がくぽ!がくぽのヨメは俺っっ!!」
がくぽ「っああ、まあ。………ああ、それでも、いいが、別に…………しかしそうすると、俺の嫁は誰なんだ?」
▼通じなかった。
動揺した挙句に、聞き間違えた→×「がくぽは俺の嫁」、○「がくぽのヨメは俺」
兄さんが凡例通りのことを言うと思ったら、うー間違い☆
★そのとお:にゃんこの主張-ふたことめ★
カイト「初恋はレモンの味って言うけどさー。どうせなら、バニラ味のほうがいいよねえ!」
がくぽ「っ、カイト………っ!エッグプラント味では、駄目か………っ?!」
▼会話はキャッチボール。
エッグプラント味ってどんな味よってつまり、………こう、ちょっと青臭いというか、なまぐさい………?つやつや黒光りしてて、出来るだけ太くて硬くて……………まあ、オトナの階段的な?←